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ネタ満載の大山行き当たりばったりハイク3 エピローグ編 [山]

さて温泉は昔ながらの風情のある宿の日帰り湯。
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1000円とお高めだが、珍しい強アルカリ泉とHPにあり、楽しみ。

中に入ると有名人の色紙が沢山。その中に、
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篠山紀信のも、一緒にあるグラビアは葉月里緒菜と、偉く懐かしい。1994年とある。

時間も早いので誰もいない露天のみの貸し切り湯だ。今時貴重品のロッカーは財布だけの小さなやつで100円は帰って来ない。

服を脱いで、ふと太股に目をやると
!!!!!!
思わず手で払いのけたのは、

ガーン(゜Д゜)
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シマシマ模様のヤマビルだ。。。
裾から上がって太股まで上がって来やがったとは。全く気づかなんだ…
石で潰して抹殺すると、血が…

足に目をやると、
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血が止まらん。結局、1時間以上抑えても止まらず、風呂上がりにキツく絆創膏を張って、血ががっつりにじんで止まった。。。
夏の山は暑いのとこれがあるので、気が進まない。

で、風呂というと、
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広くはないが露天。洗い場は3つ。 
が、残念ながら、全然アルカリ泉ではない。pH10.3なら相当ヌルヌルするはずだが、全然しない。源泉が減ったのか、循環なのか分からんがこれにはがっかり。

長湯してすっかりリフレッシュしたところで、帰りのバス停に。
涼しい夕方で汗もかかず坂を下る。
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蓮の花も綺麗。

広沢寺入口のバス停から、15分ほど待ってで来たのは、本厚木駅行き。別に伊勢原に戻る必要はない。
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フリー切符はお得。

腹が減ったので、ネットでもって厚木名物グルメで選んだのは、
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一人焼き肉。ホルモン。
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そう、シロコロホルモンがB級グルメで優勝した店。

結構な人気店だが。1人席ですぐに。赤身は頼まず、タン、レバー、シロコロ、柔らかホルモン、サラダ。ラッキーなことに7時まではハイボール170円ということで一気に3杯。総額2800円ほどで満腹。

帰りの小田急はウトウト。ふと代々木上原で目が覚め降りて、飲み足りないのでワインとマスカットを買って友人の家に押しかけ。11時半まで飲んで、帰途に。。。
18時間、ネタ満載でたっぷり遊んだ1日だった。

ネタ満載の大山行き当たりばったりハイク2 [山]

出発しようとしたら、
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店が開いてる、、、温かいものでも食べたい気分だが、タイミングを逸した。

雨なので、急いで来た道を戻ってケーブルカーで下るというのが無難だが、雨に負けた気がするので、
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見晴らし台周りの周回ルートで下ってやる。

結構ぬかるんでいるが、買ったばかりのテナヤブーツはグリップは良い。

かなり急な階段状なので下りでも汗ばんでくる。
しばらく下ると分岐点、
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皆、見晴らし台方面。が、左に折れると唐沢峠を越えて七沢温泉へと出れる。が距離がそこそこある。今の体力と足場で行けるか?  5分ぐらい悩んで、Go!
一気に下る。風もそこそこ強く雷も時々なっている。しばらく下ると、日向薬師から尾根づたいに来たというガッツある若い男女3人組が上がってきた。挨拶してひたすら下る。アップダウンも出てきて、
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気持ちのいい尾根も。
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両側がザレて鎖が張っている場所も。

高度が下がってくると、雨も止んで、気温も蒸し暑い。また汗だくになってアウターを脱ぐ。

途中の東屋で、休憩していると足元に、蟻地獄だ。これも久々に見た。

後半は杉林になって道がザレてきて石だらけで歩きづらい。杉自体は手入れされ枝打ちもして、徳島のように登山道にも枝は放置されてないのだが、杉を植えるとすぐに土砂になりやすいようだ。

足もキツくなって来たが何とか。
車道に出た。
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川で顔を洗って休憩。

フェンスで通行止めになったコンクリートの道をひたすら下る。

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トンネルは長く、中は電気もなく真っ暗。


民家が見えてきて、マスの養殖場や畑、釣り堀も出てきた。

そしてついに広沢寺温泉のバス停に到着。
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! バスが止まっている。運転手さんに確認すると、15:10発のバスでこれから出発だそう。次は19時……
が、折角なので、温泉に入るのを優先。
20分ぐらい下ったら、バス停もあるらしい。風呂入ってまた歩くのも何だが、夕方になればもう少し気温も下がるだろう。

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GPSは最初乱れて、正確な距離は分からないが、13〜14km、累積標高差は1000mちょとくらいか?
思いつくままにルート選択したが、結構頑張ったなあ。

エピローグ編に続く。



ネタ満載の大山行き当たりばったりハイク1 [山]

前日出張帰りで3時間睡眠だが、晴れの天気予報。家でゴロゴロももったいないので、体力維持のため山へ。高尾山、埼玉の山を登ったので、神奈川に行ってみることに。
5時に地下鉄、新宿から小田急線に。なんとフリー切符でバスも乗れる。

大山ケーブル駅行きのバスは始発で、人もまばら、自販機でペットボトル2本買って7時過ぎに出発。

しかし、
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空は雲行きが怪しい。

参道の店の中を抜けて、ケーブルカーの駅をパスして女坂から。大山寺を回るにはこちらを行かねばならないんで。女坂といえどもかなり急で、汗が噴き出す。

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この地でもお大師さんのゆかりの場所がいくつも。
久々ゴホンヅノコガネを見つけたりして、ゆっくりと登る。

阿夫利神社下社に着いて参拝。高度を稼ぐので、振り返れば、

見晴らしは良い。 気温、湿度も高く汗が引かずにびっしょりだ。日が射さないので半袖にすべきだった。。。

ここから山道になり、カエルがあちこち出てきている。これはマズい。

時間は早いがトレイルランで登ったり下ったり人もいて、人気の山だ。

しかし自分の足には苦手な、
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ゴロゴロ石、丸いのも多く、牡丹石と呼ばれるそうな。

運動不足なのでかなりキツく、休み休み進む。今日は久々に最初からストックを使っているのだが、それでもキツい。ストックなしではこの石はバランスが取れないほどだ。


見晴らしはよく、
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江ノ島は勿論、三浦半島全体も見渡せる。

が、西の方は雲が多く。富士見台でも、頂上でも、
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やはり今回も富士山は見られず、連戦連敗、、、

10時前に山頂だが、売店は閉まっている。汗びっしょりで水分補給に飲み物を追加で買おうかと思っていたのだが。神社も閉まってる?

とりあえずおにぎりを頬張ってると、風が強くなって、寒い? 
あっという間に雨が、、、とりあえず屋根のあるベンチに非難。雲の中に入り、雷も鳴り出した!
これは、、、 別名「雨降り山」と言われる大山。その名に違わぬ状況。濡れながら上がってくる子供連れも。
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今でも天気予報は晴れのまま。


レーダーを確認すると、
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こりゃ待ってても無理だ。

気温は20度だが風で体が冷える。意を決して、ゴアのアウターを来て、
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11時半出発。

続く。

天覧山、多峯主山、吾妻峡 [山]

昨日は仕事に飲み会で、ゆっくりと起床。
このままではダラダラしそうだ。暑いのは苦手だが、気合いを入れて、昼過ぎに家を出る。飯をかっこんで地下鉄、西武線を乗り継ぐとなんと670円で1時間ちょっとで飯能に到着!
今日も私鉄沿線でのハイキング。 2時過ぎに駅を出ると、やや雲が…  夕立大丈夫か?
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まずは古い町並みを抜けて、

お寺や、神社を通り過ぎ、
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ここから山に。
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16羅漢像コースから、
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ほどなく、展覧山山頂、元々は麓の愛宕権現から、愛宕山、江戸時代に綱吉将軍の病気治癒の礼に収めた16羅漢から、羅漢山。明治時代に明治天皇が陸軍演習の時にここに立たれたとのことで、展覧山と変わって来たそうな。

一番の目的は、
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この景色だったのだが、、残念ながら霞んで雲がかかっている。

澄んで入れば、
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富士が見えるそうな。

裏手を一気に下って、登り返す。
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長い坂は、見返り坂と呼ばれ、
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義経の母の常盤御前が、風景の良さに振り返ったとか。
牧野先生はこんなところまで来て、新種を発見ともある!
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そして、多峯主山。とうのすやまと読むそうだが、読めないな。
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大休止。

気温は蒸し暑く汗が止まらない。 こんなに暑いのに結構人は来ている。全部で50人近くはいただろうか。
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帰りは、雨乞いの池とやら、黒田老中のお墓や神社にも寄って下る。

緑濃く、絶対いると思ったら、
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いた。 スジクワガタだが、この山はかなりいるはずだ。

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こんなネタも…

山を降りたら、吾妻峡に。
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入間川の上流域だが、
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綺麗な水で家族連れを中心に人手が多い。
しばし、涼を楽しんで、
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川沿いを歩くことに。
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ウサギ岩。

うだる暑さが続くが、
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もう一度、入間川を渡ると、市街地に。

で、最後の楽しみは、
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この旅館の日帰り湯。500円で中にタオルもある。が、ロッカーはなく、貴重品はフロントに預ける。 最初は一人だったが、川遊びの帰りと思われる7,8人の団体でそこそこに上がる。

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グルッと一周で、8kmちょっと。
終始汗だくで、2kgほど体重が落ちるほどだったが、充実の半日だった。

土産は、
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飯能の名水と、賞味期限わずか1日の四里餅。地元の銘菓らしい。

春の高尾山2 [山]

薬王院を過ぎてもう一踏ん張りで山頂!

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ケーブルカーで上がって来た人も多いので、賑わっている。まだ9時前なのだが、持ってきたドーナツを頬張る。西側の都内方面は霞がかかっている。
東側は山々が連なり、なかなかの景観! 写真では写らないが、肉眼では富士山が高くそびえ立つ!

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記念撮影

ベンチで休んでいると、

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猫がよってきた。茶店で飼っているんだろうか。

へのアップダウンルートがあるので、皆さん向かっている。途中までいってみることに。

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ヤマガラも人慣れしているのか近くまで寄ってくる。

紅葉平を越えて、

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面白い木のところまで来たところできりがないので引き返すことに。ちゃんと準備して縦走するのも面白そうだ。

人も混んで来たので、最も人が少なそうな ルートで下ることにする。木の根が浮き上がった登山道なのだが、思いのほか人が多い。細い箇所もあるのですれ違う時に待つことも増えてきた。下るにつれて人も増えてきて、数百人単位だ(@_@) 下りでは使おうと思ってストックを持って来たが、狭いので使わずじまい。

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犬を連れている人も多いが、トイプードルやミニチュアダックスフンド、色んな種類の、室内犬…
運動不足の犬達にはキツいんでは。。。

と、登ってくる中から、名前で呼びかけられる?!
なんと、会社の知り合いだ。こんな所で会うなんて、東京といえども狭いな…

なんだかんやで降りてきたら、まだ11時。そば屋が多いが、アレルギーなのとお腹がそれほど減ってない。

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駅周辺はかなりの人混み。
早々に退散することにした。

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10 km ほどの行程でちょっと物足りないが、まあ色々と発見はあってリフレッシュは出来た。

春の高尾山1 続き [山]

気を取り直して、はしょって書き直し。。。

早朝だというのに、酔っ払いだらけの終電に乗り遅れたサラリーマン達でごった返す新宿駅で京王線に乗って降りた駅は、
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そう高尾山口。

東京のパワースポット、ミシュランガイド三ツ星、高尾山を目指す。ルートは沢山あるが、薬王院の参道、1号ルート。
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かなり急で、コンクリート。狭い道だが業者や関係車両の車がひっきりなしに通る。

途中、
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タコ杉なる樹齢450年という珍しい根っこの杉。
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立派な山門を抜けて、
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色々な見物がある。

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これはユニークな標識!
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本院、奥の院も立派。

続く…



春の高尾山1 [山]

4月だけでも10回の飲み会、どこへ行っても人、、、。

リフレッシュにと、前日、
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こんなものを購入。ちなみに靴下1つが、長袖T、パンツ、本の3つ合わせた値段より高い。。。
翌朝、5時前に起きて、

東かがわ市 里山 チャレンジ30 帰来山、石槌山、愛宕山 [山]

すでに締め切りは終わったが、東かがわ市 里山 チャレンジ30の残りの山を拾いに。 

取り付き場所への車の道に少し迷ったが、

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引田ICの脇の階段より取り付く。 11時過ぎからスタート。

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高速を見下ろし高度を上げる。

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祠がある。

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中にはお地蔵さんが。

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風は冷たいが日差しは強くなってきて、快晴だ。

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猛禽類も。 すっかり春の陽気で、蝶も、アカタテハ、ツマグロヒョウモン、アゲハチョウ、シジミチョウ、ルリタテハまで、色々と舞っていた!

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今日の一つ目、帰来山に到着。12時前には着いたが、のんびりして13時に出発。

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次はアップダウンしながら、見える山の向こうだ。 それにしても禿げ山で、苦手な痩せて乾いた砂と脆い岩盤の道だ。

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ここは這って滑りながら何とか登れた。。。 焼けた木が多くある。 荒れた岩肌は山火事の跡のようだ。

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13時45分には石槌山。

ここから先も、

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焼けた跡の木々が痛々しい。

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すっかり伐採され、植林されている所も。

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本日最後の愛宕山。14時40分。

アップダウンよりも、痩せて乾いた滑る道に苦労する。分岐点で左に折れて行こうと思っていたが、禿げた痩せ尾根が見えたので、真っ直ぐ、急坂を何度も滑って尻餅をつきながらも。

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四国の道へ。

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途中、見事な梅の花。

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遠くに取り付いた四電の鉄塔が見える。

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牛がこちらを見てる、、、。

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5時間半くらいかかって、10km少々。累積標高差は580mくらい?

縦走できたが、急で、痩せて乾いて滑る足場が多く、不自由な足では苦手なコースであった。

程よい疲れで、翼山温泉で汗を流して家路につく。

 


東かがわ市 里山 チャレンジ30 高平山 [山]

ここのところ、ずっと週末は雪や強風で釣りに行けん! 

おまけに左肩の五十肩がどんどん悪化して、肩の関節周りというより、肩胛骨や二の腕の筋肉周りまで痛みが広がっている。 竿振りやリールや仕掛けの取り込みが出来るのか? 

さておき、 2月末までには30座は間に合わないが、それでも行けるとこまで行こう。 東かがわ市 里山 チャレンジ30

向かうは、高平山。 土成から鵜の田尾トンネルをくぐり、香川に抜けてしばらく先の少し広くなったところで駐車。 おそらく四電の作業道だろう。

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少しバックして、取り付く。

所々雪が残っている。 一つ目の鉄塔から足場が悪く、直登出来ない。。。 少し迷って、北側に作業道発見。 尾根沿いにも道はありそうだが、ここは四電の道を使わせてもらおう。

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雪が増えてきた。 風がないところはシャーベット状で少し緩い。

二つ目の鉄塔を越えると、

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ここからは尾根伝い。時折下りもあるが、基本登り調子。

途中のピークで、

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? ここは違うだろう。

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気温は3度だが、西からの風が強く寒い。 雪も風で昇華して溶けてはいない。 これまで気に入って使っていた100円ショップの温度計が紛失したので、ネットで代わりのを900円ほどで買ってみたが、ちょっと大きくてチャチい。

ここからは雪が深くなり、徳島と香川の県境とは思えない雪の量だ。先行者は同じルートで1人いるが。時折足を滑らせている。 急なところはキックステップしている。 靴は大きくないが、歩幅が自分より大きく、あわん。。。 それにしても倒木が多い!

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電波の中継所に着いた。13時に出発して14時半。 結構掛かった。

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ここには、パラグライダーの発着場がある。 すぐ目の前に送電線があり、危ない気もする。

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セルフタイマーで一枚。 左上隅の看板も高平山とあるが、これも間違いだと思う。

小休止で、おにぎりを一つ腹に入れて、更に西へ進む。

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途中で高平山から戻ってきた人とすれ違う。 先行者? 車で林道まで来た人もいた足跡があったので、こちらから? 杉が伐採された跡で今一つの景観。 日が当たるので雪も滑る。

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で、着いた。着いた。 ちょっと色々とiPadをいじったりして、すでに15:30。 カンカンに入っている記帳では今日の直前の人は14:30になっている。 ここまでの足跡は2人分でいずれも引き返している。

ここから先は足跡がないが、更に西へ進んで林道まで行くことにする。 しかし、足場が悪い。 途中で林道が見えたので、伐採して植林された斜面を直で下ることにした。

林道は土で除雪したあとがある。 わざわざこんなとこまで除雪の必要があるのだろうか?

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振り返る。 ドロドロだ。 除雪してくれない方が快適なのだが。

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林道はくねくねとぬかるんでいる。 ブルドーザーが見えた。

転けないよう気をつけて。

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国道歩き。

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なんだかんだで8km、累積標高差は 700mくらいか。 雪が緩いとこや倒木も多く、思ったより時間がかかった。 御所温泉観光ホテルが休館だったので、あせび温泉で体を温めて家路についた。

 

 

 

 


剣山古道 [山]

スノーシューのバンドも直ったことだし、深雪を楽しみたいと久しぶりにKさんと。

http://novo.blog.so-net.ne.jp/2006-03-04

天狗塚以来の同行?

今回は4年前に行った葛籠堂から夫婦池へのルート。

http://novo.blog.so-net.ne.jp/2008-01-03

この時は相当辛かったが、今の足の状態、体力でも行けるかチャレンジだ。どうせならと、桑平ルートから葛籠堂ルートと剣山への古道を周回してみることに。桑平ルートは崩落しているとの情報もあるが、何とかなるだろう。

4時半に家を出て、7時に葛籠堂に到着。

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雪がない・・・。 取り付き口が不明だが民家の脇からそれらしき道に取り付く。しかし、すぐに見失い。杉林の急登で苦戦。 の果てに。 国道第2ヘアピン脇の林道に出てしまった。 lここからがまた道探し、あったと思ったら、

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やはり崩落しているらしい。構わず登る。 しかし、ここもいつの間にか道を外して尾根の方に。

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雪が出てきた。

GPSで確認して、 東へ大きくトラバース。

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登山道発見。電線もある。 が、 すぐに道がなくなる。しょうが無いので、急な斜面を上がり、尾根に出ることに。Kさんはスパッツなしのジャージ一枚と強者スタイル。

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尾根の方が杉林であるが手入れされて歩きやすい。 高度を1200m付近に上がったところでもう一度トラバースして道を探そうかと思ったが、何度も裏切られていたのであきらめ直登を選択。しかし、このあたりから雪が深くなり、下は空洞で踏み抜く雪に苦戦。 折角なのでスノーシューを装着するが、それでも踏み抜く。逆に下の杉の枝や倒木に引っかかって、苦戦。急登ということもあり、時間がかかる。

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この急斜を登り切って国道に到着。路面は完全凍結状態。そのままスノーシューで移動。

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夫婦池に着いたのはすでに12時前・・・・・。

気温は9度と高いが、風がやや強い。

急登で靴の中で足がずれて、踵が、、、

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そして、もっと痛いのが、、、、

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リフターのゴムも両方ちぎれた。 これも変えたストラップと同じ経年劣化。これがないと結構リフターを戻すのを苦労した。。。

それより痛いのは、、、

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本体のベースの部分がちぎれ、使用不能に。。。

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ここまでちぎれるか? ここはゴムでは無いが樹脂も駄目か。。。 折角ストラップは全て交換したばかりなのに。。。 これは本体のプラスチックも割れるのでは。 3万円弱、7年。 元は取れてないな。

気を取り直して、

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ラフォーレつるぎのベンチで食事タイム。

葛籠堂ルートもどうなっているか分からないので丸笹は止め。 ここまででも達成感はある。

思ったより雪が少なく、重い雪でスノーシューも活躍しないまま壊れてしまったが、折角持ってきたスコップで、

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雪洞を掘ってみた。

さて、1時半に再出発。 ラフォーレの裏手にも崩落通行止めの看板もあるが、無視して下る。 

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こちらは雪が深い。スノーシューが使えないとは残念・・・。

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雪がザレているのかと思ったが、下もザレているようで、道が分かりにくい。

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沢越えも気をつけないと踏み抜く。

で、最大の難関が立ちはだかる!

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この岩をへつって登らねば。。。 左は急な谷。 落ちたら死ぬな。

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足場の木組みは朽ちて、ロープは雪で埋もれて途中から握れない。

Kさんに先行してもらい、スコップで雪を除去。まさかスコップが役にたつとは・・・

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何とか突破。

その後も足場の悪く、細い道に苦戦。 Kさんはさすがのストックワークで道を作ってくれる。サイズが合わず片方の足にはアイゼンはないのに。

雪も少なくなり、チェーンを外そうとしたら、

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右足は斜面のせいで力が掛かってずれていた・・・。

あとは、急な坂を下っていく。 前はよくこれを往復できたなと我ながら感心するとともに老いを痛感。

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後半は杉の枝で何度もすっころぶ。

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やっと集落が見えた頃は膝がガクガク。

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10キロちょっとで累積標高差は1000m くらいか。かなりキツかった。桑平からの剣山古道は所々名残はあるものの、ほぼ廃道といっていいだろう。 尾根沿いは比較的手入れされた杉林なので、山作業の道がある。 いつもは迷わされるピンクテープであるが、ここは素直に尾根沿いが正解だろう。 葛籠堂ルートもかなり痛んでおり、逆に雪がなければザレて通れないところもある。ロープのある周辺はかなり危険だ。 雪が比較的多かった4年前よりもかなり道が分かりづらい。ここもいずれは廃道になっていくのではないか。


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