高速バスでフィッシング エピローグ編 [タイビシカブラ]
帰りに船頭に色々聞いてみた。
港から1時間程の沖合、数十年前に中国船籍の船が沈んだポイントらしく、チャイナと呼ばれているそう。
ほぼ沈没船周りの40-50mライン。沈没船上は25mまで上がるが、潮が遅すぎてほとんど根掛かりもなかった。
何と、大潮にも関わらず、0.2-0.3ノットだったらしい。飯岡ではよく流れても0.8ノット! こりゃ、タイラバはよっぽど活性が上がらないと、見切られるだろう。タイラバが廃れるわけだ。実際にテンヤからタイラバにチェンジした人もいたが、当たりすらなかったようだ。
竿ビシでも、アタリが少ない中でよく釣れたほうだ。型はともかく数だけは船中でトップだったようで、うねりが少なく、潮が走っていれば、ッ抜けも狙えるのではとも思ったが。。。
通常はパラシュートアンカーか横流しらしく、この日は潮が弱く風が強いので船でつきながら、船を立てるというよりも強引にラインに流すという感じのエンジン流し。これも有利に働いたのかも。
潮の流れ方向もフラフラと一定になっていない。
船頭もビシマを使う客は初めて見たらしく、餌を使わずゴムカブラで釣れていたことも驚いてたようだ。
鯛のベイトを聞いてみると、海藻や虫類、イワシであまりいいものは食べておらず、サルエビはもちろん、ほとんど海老は食べてないだろうとのことだ。
前日は7kgが上がって、この日の仕立て船で4.6kgと3kgが上がったが、本命を見たのは18人中6割位? 外道もボウズという人もパラパラ。他船も5kgクラスが上がって各HP上は派手な感じに見えるものの、人数の割に数は上がっていない。一つテンヤといえども好調という感じはない。午後船の方が良かったらしく0-9匹/人という船もあったが。
他のフィールドでビシカブラ。色々発見がある。潮の速さは鯛の警戒心を下げる。ゴムカブラを見切られないためには潮の速さは重要なファクターのようだ。アオリイカもそうだが、潮の速い鳴門海峡ではロデオグライダーで釣れるが、日和佐では見切られる。
飯岡に比べ昨年ヒラメに行った大原はもっと潮が利いていた。次回はかつてビシマが盛んだった大原で勝負してみたい。
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